平成のウルトラマン集結 あり得ないはずが…奇跡の共演

2008年1月15日中日スポーツから

 V6長野博(35)がウルトラマンティガのダイゴ隊員役を務め、主演する映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(八木毅監督、今秋公開)で、共演する“兄弟”の一部が14日、分かった。新たに出演が分かったのは、ウルトラマンダイナのつるの剛士(32)、ガイアの吉岡毅志(28)、メビウス五十嵐隼士(21)だ。

 M78星雲の宇宙人の設定でなく、世界観の違いからあり得ないとされた「平成3部作」(ティガ、ダイナ、ガイア)と他のウルトラマンの共演が実現。“奇跡の共演”に、長野は「平成ウルトラマン4体の初の共演。この作品でしか見られない世界の物語をお楽しみに!!」とアピールする。

 共演陣もアツい。バラエティー番組で活躍中のつるのは「久しぶりの俳優業で緊張したけど、自分の子どもたちにリアルタイムでウルトラマンを見せることができる!!」と熱が入り、10年ぶりの変身という吉岡も「8兄弟の一人として、地球を守ることができてうれしい」。五十嵐は「またも大先輩と共演でき、小さいころ見ていたティガとの共演を果たすことができました」という感激ぶりだ。

 本作は、舞台となる横浜で働く長野、つるの、吉岡の前に怪獣が現れる展開という。

 06年の映画「ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟」ではウルトラマンら6兄弟が登場、昭和と平成の“夢の共演”と言われた。「40年余のウルトラの歴史の総決算を目指す」という本作はさらなる驚きの共演となるが「サプライズはまだあります」と関係者は話している。

 (鈴木学)