V6・長野博が舞台に主演。“奇跡のりんご”に人生をかけた男を演じる

V6・長野博の主演舞台『「りんご」木村秋則物語』の製作発表が9月16日、都内で行われた。会見には、長野と浅野和之ら出演陣のほか、演出の栗山民也、脚本の藤井清美に加えて、本作の主人公のモデルとなった、木村秋則氏も登壇した。

舞台『「りんご」木村秋則物語』会見写真

舞台は、『奇跡のりんご』の著書でも知られる、木村秋則の半生を描く作品。誰もが不可能と思っていたりんごの無農薬栽培に挑戦し続け、見事夢を実現した男と、彼を支え続けた家族の物語だ。主人公のアキノリ役に長野博、妻ミチコ役に佐藤江梨子、アキノリの兄・一哉役に浅野和之が出演する。

会見では、野菜ソムリエの資格も持つ、ジャニーズきっての食通、長野が4、5年前から木村氏のりんごを食べていると明かしながら、「木村さんのりんごは、おいしいだけでなく、自然に身体にしみこんでいく。生命の持つパワーを感じる」と激賞。「木村さんに直接お会いして、人柄の温かさに心動かされた。自然と向き合ったとき、木村さんが何を思い、どんな苦労をしてきたかを考えながら、大切に演じていきたい」と舞台への意気込みを語った。また、舞台化にあたって木村氏は、「これまでの自分があからさまに出てくるのははずかしいが、日本の農業が自然栽培に向かい、全国の農家が笑って暮すことができるよう、少しでもお役に立つことができれば」とはにかみながら語った。

公演は、11月5日(金)から14日(日)までの東京・ル テアトル銀座 by PARCO公演を皮切りに、11月から12月にかけて、兵庫、愛知、福岡、宮城各地を巡演する。

11月が楽しみ(*^。^*)