芝居の中で芝居を演じる

長野くんの今回の役どころは、人のよさそうな好青年を演じながら、実は野心も才能もあり悪賢い頭も持つ脚本家の卵を演じているます。なので始めは観客もだまされ続けます。とくに殺されたと思われたのに彼が生き返ってくるところは、圧巻です。で、田中健演じる落ち目の作家を脅すくだり、刺すくだり、彼の放つ狂気は妖気となって劇場全体をつつみ、恐ろしいほど生々しくリアルです。いや〜〜〜またみたくなりました。グローブ座さんありがとう。